読者の皆様へ

近年、日本人建築家が次々とスイスで画期的なプロジェクトを手がけるようになっています。彼らはスイスの風土をしっかり考慮しつつ、現地の建築界に新風を吹き込んでいます。つまり、彼らの建築は日本とスイスのクリエイティブな関係の近さを そのまま体現しているのです。
 

『JP-CH 2014:コンテクストの中で建てる』ではそうしたプロジェクトのなかから最新の事例を5つ、ご紹介します。
 

それぞれ特定の用途や立地のために考えられた建築は、そのアプローチも中身も様式美も、同じものはありません。しかし、そうした違いを越えて、5つの建築プロジェクトは「スイス」というコンテクスト―風土的背景―を共有しているのです。高い生活水準や持続性、地域の環境を大切するスイス。直接 民主主義のもとでしっかりとした規制が整備されたスイス。こうした特色は建築指針にもきっちりと反映されています。
 

会場の実用模型や見取り図、写真などは瞬く間にスイス有数のランドマークとなったこれらの建築がいかにして誕生したかを物語ってくれるでしょう。
 

本展と併催イベントではさらに、これらのプロジェクトが何をもたらしてくれるのかについても考えます――スイスの風景はどう変わるのか?企業誘致や地域活性化につながるのか?逆に日本の設計・建築論に影響することもあるのか?建築を懸け橋とした交流は何をもたらすのか?そしてその先にあるものは?
 

皆さまに本展をお楽しみいただければ幸いです。なお、本展は2015年にはスイス各地を巡る予定です。来年、皆さまのスイスへのお越しを心よりお待ちしております。


公開対談

隈 研吾
×
ヤン・ガイペル
本展キュレーター、ジュネーブ造
形美術大学HEAD教授



水曜日
2014年10月8日
20:45 – 22:15
山本 理顕
×
ヤン・ガイペル
本展キュレーター、ジュネーブ造
形美術大学HEAD教授



月曜日
2014年10月13日
18:45 – 20:15

アクセスマップ

Spiral Garden
〒107-0062 東京都港区南青山5-6-23
5-6-23 Minami-Aoyama, Minato-ku, Tokyo
TEL:03-3498-1171


クレジット

『JP-CH 2014: コンテクストの中で建てる』はスイス連邦工科大学ローザンヌ(EPFL)、アーキズームジュネーブ造形芸術大学(HEAD)の主催、在日スイス大使館 の協力により開催されます。

スタッフ

キュレーター
Jan Geipel, Luc Meier, Cyril Veillon


展示デザイン
Jérôme Baratelli, Jan Geipel, Anh Truong

グラフィックデザイン
Marion Erard

ウェブデザイン
Chi-Binh Trieu

写真術
Aline Paley
Azusa Kudo

展示製作
Nik Kamke, Welkam K.K.



謝辞
在日スイス大使館の全面的な協力に感謝します。Our gratitude to the Embassy of Switzerland in Japan for their help on all aspects of this project:
Matthias Frey, Kyoko Suzuki, Yasuko Matsumoto, Makiko Ohira, Miguel Perez and Chi-Binh Trieu.

ご連絡先:tok.science@eda.admin.ch